
最近の息子については、新学期が始まってから最初は調子良かったんですが、だんだん不調になってきました。
正直、小学校1年生からずっと新学期は調子悪く、2学期くらいまでは先生の不満を言っているのが、毎年の慣例です(笑)
ただ、今回の不調の理由は、中学校の時とは異なる合理的配慮にあるようです。
中学生のときには、先生がかなり配慮を入れてくれていました。
例えば…
鬼滅の刃が嫌い→日本のアニメが嫌い→海外のアニメが好き→英語が好き
そんな関連付けを繰り返して辿り着いた英語好き。
英語が好きと言っても、名前だけ「苗字と名前を反対にして、外国人みたく呼んでほしい」という欲求なんです。そのあたりは、やっぱり知的障害があるんですね。それを、英語を話すと表現するんです。例えばですが、「ミスター翔平 大谷」のように息子を呼んでくれなきゃ嫌だ!となっていました。
そして、周りには、名前をそう呼んでほしい!呼ばないと嫌い!みたいな感じの息子で、「英語で話して!」という周りへの強制をしているにも関わらず、息子自体は、英語の勉強はしない…(笑)
それで、中学校の頃の先生は、
「ミスター〇〇」と呼んでくれていたんですね。
極力、配慮をしてくれていました。
しかしながら、特別支援学校の高等部になり、黒板であったりとか、正式に必要な書類であったりとか、そういうものに対しては、学校の先生はそう書くことを認めてくれません。(まあ、中学校の頃も認めてくれはしなかったんですが、それで不貞腐れそうな時には、何らかの代替案をだしてくれていました)
当たり前って言ったら当たり前(笑)
正式な書類に、「Mr. 名前 苗字」で書けるわけないじゃん…(苦笑)
でも、うちの息子にはその理解が及ばず、
それを反対されたことだけが脳裏に残ってしまい、
「あの先生は意地悪だ」
となってしまいます。
先生に対して、
不条理と言ったら不条理ですよね(笑)
でも、それで学校が嫌だとかになってしまって、昨日は学校休んだのです。
正直、親が甘いと言えば甘いんですが、今回に関しては、英語がダメと言われたことに対して、
そこから普及して、海外アニメもためになってしまったので、相当数のキャラクター拒否入ってしまったのです。
それで、混乱をしているような感じでした。
そうなると、白黒思考の息子としては、一気にそれらを排除したいと言う心理になります。
ですから、そこに集められたぬいぐるみのおもちゃたちを部屋に置いておくのも嫌になってしまいます。
つい先日までは、「〇〇のキャラクターのぬいぐるみが欲しい」とせがんでやまなかったのです。
それを全部、排除したい息子。
さて、どんな部屋だったかというと…




実際には、これ以上に、クローゼットなんかにも、ぎっしりです。
また、強迫性障害がある息子なので、
「大切にしているおもちゃがなくなってしまわないか」
と、常に心配をしているような状況があったのです。
それに対する確認行動も非常に多かったです。
そこまで大切にしていたものを、一気になくしたいと変わる心理は、
健常者である僕の理解を超えてます。
ただ、本人は、そこまでになると、
正直、とても苦しそうで、気持ちの面でもだいぶ沈んでいたました。
見ていても、辛そうだったので、学校を休むことも致し方ないかなと思いました。
これで不登校になるとは思っていませんが、
登校に気が重くなっているのは事実ですし、
先生が英語を否定して「あの先生はいじわる…」となっている息子は、
学校に行くのも不安でしょう。
中学校の時には、先生とよく相談して、すべてに合理的配慮を入れてきました。
ただし、高校生になった息子です。
この白黒思考と言うものに対しては、
今後の息子の人生を考えると、克服したい内容でもあります。
これまでは、小学生の頃の強迫性障害の重かった頃を考えて、
人が想像できないくらい合理的配慮を入れてきました。
ただ、今回からは、人生において、本当の意味でも幸せを感じてもらうためには、
少し厳しく、小さなストレスに対しては向き合うことができるように、
先生には合理的配慮をお願いせずに、見守りたいと言うふうに思っています。
なかなか難しい問題ではあります。
医師・先生・支援者・相談支援員…とよく相談しながら、
これからのを考えていきたいと考えています。
仕事や、家系面、妻の仕事の事、娘の事…
僕自身…悩みは尽きませんが、背筋を伸ばして息子と一緒に僕も頑張っていきたいと思います。
※白黒思考については↓で解説しています。
「白黒思考」とは?日常での困りごとと解決のヒント | あひるのお 発達障害児パパママ blog 陽の日日記↗
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