発達障害ママ日記 12月11日「息子の実習先探しについての思い 」

アイキャッチ画像

今回は、実習に対しての不安があるママの日記です。また、実習だけの話だけではなくて、息子にとって大切な想いについて、記載しています。

2025年12月11日 特別支援学校高等部1年 実習への思い

我が家の息子は、特別支援学校の高校1年生です。もうすぐ初めての実習を控え、実習先の作業所を決める時期になりました。

けれど今、私たち家族は大きな壁に向き合っています。私も主人もフルタイムで働いているにも関わらず、放課後デイサービスの受け入れ先がなかったり、本人のこだわりや強迫性障害の症状から利用できなかったりと、安心して過ごせる場が見つかっていないのです。地域の放課後デイサービスはほとんど見学しましたが、なかなか息子に合う環境がありません。

そんな状況なので、実習先となる作業所探しも簡単ではありません。どんな作業をするか、工賃がどうか──本来であれば大切なポイントですが、今の私にとっては二の次、三の次です。

最近、息子の人生で本当に大切にしたいものが、私の中ではっきりしてきました。

息子自身が「生まれてきてよかった」と思える生き方をしてほしい。
私は、死ぬまでに息子の笑った顔を一回でも多く見たい。

いつも不安でいっぱいの息子が、少しでも安心して過ごせる場所。
「待ってたよ」と温かく迎えてくれる人がいる場所。
自分が必要とされていると実感できる仲間がいる場所。

私は、そんな居場所を息子に届けたいと思っています。

2月には、初めての実習が始まります。
息子にとって、そして私たち家族にとって、良い出会いがありますように──心からそう願っています。

ママ日記を読んで、パパからの手紙

ママへ。いつもご苦労様

「息子の笑顔が一回でも多く見たい」そんなママに、僕が出来ることは何だろう?

たぶん、同じ目標を持ち、同じものを追い求めていくことなんじゃないかなと思う。
息子が一回でも多く笑うためには、不安を軽減していくしかないよね。
それと、そのために、良い人間関係を築くためには、課題が沢山ある。その中で大切なのは、「自立」なんだと最近気づかされた。それは、障害者施設で働いている今、凄く感じること。自分でできることが増えるということは、「支援」の手が減ること。介護者への負担が減ることで、介護者との関係性が良くなることもある。そういった意味での「自立」は寂しい感じもするけれど、実は、生活面を考えると凄く大切なことだと思う。自分のことをきちんとできる。だから、自分がしたいことを訴えられる。それが、本人にとって、沢山、笑えることに繋がれば良いなって思う。もう一度、息子の自立について改めて考えていくべき時が来たんだと思う。

頑張ろうね。ママ(笑)

「PR」

 

PR


コメント

タイトルとURLをコピーしました