【体験談】幼児期の睡眠障害とADHD:メラトベルの効果とわが家の奮闘

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あひるのお探偵
あひるのお探偵

今回は娘の眠剤についてのお話です。少し更新して内容をまとめてみました。体験談を通じて、薬の効果を解説しながら、それに加えた+アルファで、薬以外で睡眠のためにできることをまとめました。また、飲み始めてから1年半後の今についても書いています。ぜひ、一読して頂ければと思います。

この記事は、以前書いたもののリライトの記事になります。

【体験談】3歳児の睡眠障害とADHD:メラトベルの効果とわが家の奮闘

「うちの子、なかなか寝てくれない…」

夜の寝かしつけは、多くのお父さん・お母さんの悩みですよね。特に、**注意欠陥多動性障害(ADHD)**のあるお子さんの場合、その苦労はひとしおかもしれません。

3歳の娘も、以前は全く寝てくれない子でした。夜中の1時でも「あそぼ!」と親を起こし、寝落ちしそうになれば髪を引っ張ってでも起こされる日々。睡眠不足で親の心も体もボロボロになり、「このままでいいのだろうか…」と不安でいっぱいでした。

睡眠薬「メラトベル」との出会い:3歳児への葛藤と決断

そんな中、医師から勧められたのがメラトベルという睡眠薬でした。3歳の子どもに薬を飲ませることに抵抗はありましたが、「薬の副作用」と「睡眠障害の弊害」を天秤にかけ、娘の成長にとってどちらが良いかを真剣に考えました。

医師からは「副作用はあまり認められていない」「3歳であっても体の害はほぼない」との説明を受け、最終的に服用を決断。わが家の限界(親の睡眠不足)も考慮した上での苦渋の決断でした。

メラトベルの効果と慣れ:半年で変化した子どもの睡眠

メラトベルを飲み始めてすぐ、娘は驚くほどすんなりと眠りにつくようになりました。「これはすごい!」と感動したのを覚えています。しかし、服用を始めて半年ほど経つと、徐々に薬が効かない日が増えてきました。今では、薬のおかげで寝ているのか、それとも睡眠習慣が身についたのか、判断が難しいと感じています。

同じ3歳の男の子を持つ友人からも、同様にメラトベルの効果が薄れてきているという話を聞きました。やはり薬には慣れがあるのかもしれません。

薬だけに頼らない!わが家の「眠るための努力」

医師ではないので断定はできませんが、薬の効果には個人差があると感じています。そして、薬を飲み始めてからも、わが家では娘が眠れるように様々な努力を続けています。

  • 日光浴(外遊び): 日中に体を動かすことで、夜の寝つきを良くします。
  • 子守歌: 昔から歌っている子守歌は、娘にとって安心材料のようです。
  • 睡眠アプリ: 睡眠の質を記録し、改善に役立てています。
  • 食事: タンパク質や腸に良い食べ物を取り入れることも意識しています。
  • ドライブ: どうしても眠れない時は、車でドライブして寝かしつけをすることもあります。

「そんなことで効くの?」と思われるかもしれませんが、できることは何でもしてあげたいという親心で、日々奮闘していました。

良い睡眠は発達障害の改善に繋がる?

個人的な感想ですが、良い睡眠は発達障害の改善に効果があると信じています。娘の寝顔を見ていると、寝かしつけの苦労も吹き飛ぶほど幸せを感じます。

もし、あなたも子どもの睡眠で悩んでいるなら、一人で抱え込まず、専門機関や医師に相談することをお勧めします。そして、薬だけでなく、様々な方法を試しながら、お子さんに合った「眠るためのノウハウ」を見つけていくことが大切です。実際には、その苦労が報われる時が、きっとくると思います。実際に、うちの娘には効果がありましたし、自然体で眠れるようになると、日中の落ち着ついて過ごせる時間が長くなってくるはずです。

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このブログを書いてから1年半たって

うちの娘は現在5歳になりました。メラトベルを飲み始めてから、1年半がたったんです。その後も、娘はメラトベルを飲んでいます。ただ、それがなくても、たぶん、眠ることが出来るようになっていると思います。


「疲れがあれば、人は寝ます」
日常頑張っているなら、疲れて、眠るんです。活動的であれば、子供は寝ます。

そう信じて、昼間の活動を考える。日光浴をすることを含めて、散歩に行く。多動性があるから走り回る娘。でも、それを引き留めることなく、一緒に公園で遊ぶ。すると、少しずつ、睡眠に変化が起こる。僕は、そう思っていますし、実際にそうなっています。大切なのは、その時間を確保してあげること。

最近の一般的な子育ては、見ていると建物の中だけで、安全だけを求めているようにも見えるのです。でも、疲れを感じなかったら、僕らだって眠れない。スマホやYouTubeばかりを見ていたら、僕らだって眠れない。そう思うのです。そして、いくら活動的であっても、「太陽」の力って大切です。日光を浴びることは大切なんだと思います。

僕は、睡眠の問題を意識してから、暫くは散歩をしたり、「娘と活動的に過ごす」を大切にしてきました。それから1年半がたち、(メラトベルの影響もあるかと思いますが)実際に、娘はよく眠るようになりました。入眠も早くなって、(僕がいると興奮して遊びたくて眠りませんが妻と二)人だけだとあっさりと眠ってしまいます。

それが、昼間の保育園でも良い影響をもたらしていると思います。ぜひ、薬だけでなくプラスアルファで、活動を見直してみて下さい

まとめ

この記事では、ADHDを持つ3歳の娘さんの睡眠障害に対し、睡眠薬メラトベルを服用した経験と、その後の1年半の経過を綴りました。当初は薬の効果で入眠が改善したものの、徐々に効果が薄れてきた点に触れました。

しかし、薬だけに頼らず、日光浴外遊び子守歌食事といった様々な「眠るための努力」を継続した結果、5歳になった現在では、メラトベルがなくても眠れるまでに成長しました。特に、日中の活動量を増やし、太陽の光を浴びる時間を作ることが、子どもの睡眠改善に大きく貢献しました。

良い睡眠は発達障害の改善に繋がる」という信念が根底にあり、薬だけに頼らず、子どもの活動を見直し、睡眠環境を整えることの重要性が伝えられればと思います。

もしも、「他にもこんな方法があるよ!」とか、「今も悩んでいます…」という意見などがあれば、ぜひ、一番下のコメント欄で教えて下さい。

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お薬について | あひるのお 発達障害児パパママ blog 陽の日日記

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