blog記事を読むのが面倒だと思うので、standfmで記事の読み上げをしています。活舌が悪いのはお許し下さい(涙)
娘のお遊戯会で嬉しかったこと
1「ま、いっか」は魔法の言葉(優しかった娘にありがとう)
今日は娘のお遊戯会でした。年齢は4歳で年少さんになります。
親としては、上手くやれるか緊張でした。
娘は、多動性が強いこと、一方的に話してしまう所、熱中しやすく人の声が耳に届かない所などが、診断がついた要因でした。2歳半の時点で動き出して、児童発達を進め、今、どうにか落ち着き始めました。今日は、娘に全力投球をした日でした。
娘は前日から「パパは来れるの?」と楽しみにしている様子でした。『人に自分を見て貰いたい』そういった気持ちがあり、昨年、自分が行ってあげられなかったことを覚えているのか、そういったことを聞いてきました。また、他の人たちが来てくれるのか?ということまで気にしていているくらいでした。その分、練習を頑張ってきたんでしょう。
僕は始まる前まで、走り出したりしないか、踊りを忘れてやしないか、緊張を凄くしていました。でも、結果的には、すべての演目が上手にこなせていました。多動性もだいぶ抑えられるようになってきました。
そんな中で、僕が一番うれしかったのは…演目が上手に出来たことではありませんでした。演目終了後の、娘の他の子を思いやる心でした。
すべてが終了して自宅に帰った後に、妻が娘に質問をしました。
「ねえ、なんで○○の演目の時に、立ち止まって動けなくなっちゃったの?」と妻が娘に聞いていたのですが、「え、あれはね、床に番号が書いてあるんだけれど、Aちゃんが間違って3番なのに4番に立っていたから、わたち、そこに立てなかったんだよ」と言っていました。演目中に15秒くらいキョロキョロして演技が出来ない時があり、どうしたのかな?と僕と妻は心配をしていたのですが、そういった理由があったと聞いて、納得が出来ました。
その後に、娘が放った言葉が本当に嬉しかったんです。
「でもさ、Aちゃん、間違っちゃったけどさ。仕方ないよね。ま、いっかだよね」と言ったのです。「ま、いっか」の言葉。
僕は、娘のこだわりが強く、癇癪になるたびに、「○○が良かったのに、そうならなくて辛かったね」と声がけをするようにしています。でも、いつも、「大丈夫だよ。○○であっても、□□であっても、どっちでも大丈夫。ま、いっかだよ」と良く話しているのです。
僕は、O型気質の大雑把な男なのですが、この言葉に救われることが沢山あったのです。「ま、いっか」って言葉は、多角的な視点にしてくれます。意見の食い違いなんかがあっても、「それ、どうでも良いんじゃない?小さいことだろ」みたいな感覚にしてくれます。小さなことに拘っていても仕方ないってなるんですね。それと、何よりも人を攻めることがなくなるんです。許せるようになる。だから、僕はこの言葉を大切にしていて、Xのプロフには、「まいっかは魔法の言葉」と書いているんですね。
自閉症児の息子は、娘より遥かにこだわりが強いので、「ま、いっか」とはいかないことが多いです。0-100思考(白黒思考)が強いが故に、「ま、いっか」と言われると、息子は誤魔化されているようで納得できないでいるんです。「ま、いっかどころじゃないんだよ。僕は不安なんだよ。そんな風に言わないでよ!」となっちゃうのです。その「白黒思考が邪魔して、正義心が強くて納得が出来ない」という所が、息子に苦しみを与えているとケースが多いのです。だからこそ、幼少期から、変なこだわりを捨て切り替えさせる心を学ばせたくて、「ま、いっか」という言葉を教えてるんです。
だから、今回、他の子のミスを「ま、いっか」という言葉で流せている娘に僕は感動したのです。自分がその時に踊れなかったことの不満を言うのではなくて、その子を責めるのではなくて、その子を許す心が芽生えたことが、凄く嬉しかったのです。
2 お友達と仲良くできて嬉しかった
そして、講演が上手くいって、娘を出迎えました。会場から先生に手を引かれて飛び出してきた娘をぎゅっと抱きしめました。「とても良くできたよ!凄かったね!」とほめちぎりながらです。しばらくすると、同じ年少さんの女の子が出てきて、娘とふざけあいました。今は、年少のクラスでは、💩とかの話題がブームらしく、一緒になってその話題で盛り上がってるんです。ケラケラと笑いあってる。
お互いの名前を呼びあって、「○○ちゃん、大好き」「たのしかったねぇ!」って笑いあってる。そこで、その保護者さんから言われたのが、「いつも○ちゃん(うちの娘)の話をしてくるんですよ」だったのです。
お友達が出来るだろうか?一方的に話をしてしまう娘だし、友達から嫌われないだろうか?そう思ってきました。でも、沢山の友達が「○ちゃん!」と声をかけてくれるんです。
それを見ていたママは言いました。「お兄ちゃんの時は、一人で遊んでいることばかりだったし、お友達と、そんなやり取りをしているのを見たことがなかった。○ちゃんは、お友達と素直に笑っていて、本当に嬉しい」と涙ぐんでいました。妻は、きっと、息子のことを思い出して、よりそこに幸福感を感じたんだと思います。僕も同じで、お遊戯が上手くいったことよりも、お遊戯後にお友達と楽しそうにしている娘を見れたことの方が嬉しかったのかもしれません。
発達障害ではないか?と保育園から肩を叩かれた時、早期診断をつけるのに、ママは躊躇しました。気持ちの落ち込みも大きかったのです。でも、結果的に早期療育に繋げ、無理にではないが、まだ小さいから通常級を目指すと話して、早期に診断をつけました。社会性(対人コミュニケーション力向上)に目を向けて、多くの人に関わりを持たせてきたことが良かったのではないかと思います。可能性があるうちは、支援級ではなく、娘に関しては通常級を目指す。これからも、沢山の『課題』が娘にも浮彫りになっていくと思います。
僕は、ただただ愛情を注ぐ。
パパがいるという安心感で、娘の不安を取り除く。
これからも、全力で娘に向きっていきたいと思います。
2024年12月21日 おゆうぎかいの後
実は、今日は、ママが体調がすぐれなかったので、おゆうぎかいの後に、娘と二人きりでデートしてきました!
最初は、自分の実家に行こうと思っていましたが、娘が「ここの公園に行きたい!」というので、「公園にいくこと」にしました。ただ、その公園があまりぱっとしない公園だったので、ちょっと大きい公園に変更(笑)そこでも「一人で出来るもん!」が連発。長い滑り台を前までは怖がっていたのですが、全部、一人で滑り切ることが出来ました。そこで1時間遊んでから、西松屋に買い物にいき、今日のご褒美をプレゼント!そして、夕方になったので、17時からは近くのイルミネーションを見てきました。今日は、温かったので、行ってみよう!という気持ちになったんですね。娘ちゃんは興奮して、走り回ってました。写真が撮りたいのに…(笑)二人で、カップルが鳴らすと言われる鐘を鳴らして、僕は凄く大満足なのでした(笑)
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