おすすめ本紹介2『この地球にすんでいる僕の仲間たちへ』感想と自閉症理解のヒント(東田直樹 著)

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名探偵<br>あひるのお
名探偵
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二回目も、東田直樹さんの本、「この地球にすんでいる僕の仲間たちへ」の紹介をしたいと思います。この本の特徴として大事にしたいのは「母の気持ちを知ることが出来る」ということです。共感が出来るのではないかな?と思います

『この地球にすんでいる僕の仲間たちへ』を読むと得られるものは?

東田直樹さんの著書『この地球にすんでいる僕の仲間たちへ』は、自閉症の子どもを育てる保護者の方々にとって、深い理解と共感を得るための貴重な一冊です。以下に、本書を通じて保護者の方々が得られる主なポイントを箇条書きでまとめました。


保護者が『この地球にすんでいる僕の仲間たちへ』から得られるもの

あひるのひな
あひるのひな

3番の「母親の視点からの子育ての記録」はこの本を読む価値がある理由としては大きいと思うよ!

  1. 自閉症の内面世界の理解
    12歳の東田さんが、自閉症の特性や感じ方について具体的なエピソードを交えて説明しており、子どもの行動の背景を理解する手助けとなります。
  2. 親子のコミュニケーションのヒント
    言葉でのコミュニケーションが難しい中で、どのように思いを伝えているのかを紹介しており、親子間の理解を深める参考になります。
  3. 母親の視点からの子育て記録
    後半では、母親である東田美紀さんが、息子の成長過程や子育ての苦労、喜びについて率直に語っており、同じ立場の保護者にとって共感できる内容です。
  4. 自閉症の子どもへの接し方のアドバイス
    日常生活での具体的な対応方法や、子どもとの向き合い方についての実践的なアドバイスが含まれています。
  5. 家族全体の幸せへの気づき
    自閉症の子どもが家族の幸せを願っていることを知ることで、家族全体の関係性や支え合いの大切さに気づかされます。
  6. 教育や福祉に携わる専門職への理解促進
    教育や福祉に携わる専門職の方々にとっても、自閉症の子どもたちの感じ方や考え方を理解するための貴重な資料となります。

本書は、自閉症の子どもを育てる保護者の方々にとって、子どもの内面を理解し、より良い関係を築くための道しるべとなるでしょう。また、教育や福祉に携わる専門職の方々にとっても、自閉症の子どもたちの感じ方や考え方を理解するための貴重な資料となります。

詳細な情報や購入については、東田直樹オフィシャルサイトをご参照ください。

書籍情報

  • タイトル:この地球にすんでいる僕の仲間たちへ―12歳の僕が知っている自閉の世界
  • 著者:東田直樹、東田美紀
  • 出版社:エスコアール
  • 発売日:2005年9月27日
  • 価格:1,900円(税別)

概要

『この地球にすんでいる僕の仲間たちへ』は、12歳の自閉症の少年、東田直樹さんが自らの体験や感じたことを綴ったエッセイです。自閉症という障がいを持つ彼が、日常生活で感じる困難や喜び、周囲との関わりについて、率直に語っています。また、母親である東田美紀さんも、子育ての記録や親としての思いを綴っており、親子の視点から自閉症について深く掘り下げています

主な内容

  • 自閉症の特性と感じ方:東田直樹さんは、自閉症の特性や自身の感じ方について、具体的なエピソードを交えて説明しています。
  • コミュニケーションの難しさ:言葉でのコミュニケーションが難しい中で、どのように思いを伝えているのかを紹介しています。
  • 母親の視点:東田美紀さんは、息子の成長過程や子育ての苦労、喜びについて、率直に語っています。

感想と評価

この本は、自閉症の当事者とその家族の視点から、自閉症について深く理解することができる貴重な一冊。
東田直樹さんの率直な言葉は、多くの読者の心に響き、自閉症への理解と共感を促します。
また、母親の視点からの記述も、子育てに悩む親御さんにとって大きな励みとなります。
ただ、少しだけ、きれいごとの様に感じる人もいるかもしれません。実際には、自閉症児・発達障害児の子育ては、もっと過酷な一面もあるものです。だから、読み手にとって、「そんなにきれいには行かない」と思うところもあるかもしれません。でも、それは、書き手にとっても同じことではないでしょうか?本にしていることだけがすべてではないのです。自分もブログを書いたり、Xで投稿しますが、それだけでも「書き手」の想いが伝わるのは、半分だと思っているものです。
だから、このお母さんも苦しい思いも沢山してきている。そこの所を差し引いて読んでみると、やはり発達障害児子育ての大変さや想いも感じられ、共感ができます。そして、お子さんの内面を知ることが如何に大切か、如何に重要かを理解できる一冊になっていると思います。

📚 こんな人におすすめ

  • 自閉症について理解を深めたい方
  • 自閉症の子どもを育てている親御さん
  • 教育や福祉に携わる専門職の方
  • 東田直樹さんの他の著書を読んだことがある方

🔗 関連リンク

東田直樹さんの名著「自閉症の僕が跳びはねる理由」についての解説は以下のリンクから


あひるのお図書館について(他の書籍の紹介についてのまとめ記事)はこちら

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