自閉症ママ日記 長靴が大好きな4歳娘の事例について「言葉の遅れがない子には絵カードは必要ない?」

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長靴が大好きな娘

毎朝、登園時に長靴を履きたがる娘に、晴れの日も長靴を履かせて、靴を持参する日が続きました。
おしゃべりが得意で多弁な娘だから、何でも口頭で説明したり、伝えることが多い。
だけど、娘は切り替えられず、長靴に執着していました。
「晴れの日は靴、雨の日は長靴」何度も伝えたけど、長靴を履きたがるから、「感覚過敏があって、長靴は圧迫感ないから楽なんだ」とか「長靴が好きなんだなぁ」くらいに思って諦めていました。
ある時、心理の先生から言葉のある自閉症児にも視覚支援は有効だと言われ、試しに絵カードを使ってみました。
晴れのイラストには靴のイラスト。
雨のイラストには長靴のイラスト。
朝、登園前に絵カードを見せてみました。
すると、びっくりしたことに「晴れだから靴だね」

とすんなり靴を履きました。
言葉は理解しても、頭のなかで切り替えるには視覚的に見せたほうが、すんなり理解が入るんだ!
と私自身、娘の特性について新しい発見でした。
多弁で言葉の遅れがないと、絵カードは必要ないと思っていましたが、言葉より目で見た物は、頭に残るというのは、私達でも同じかもしれません。
だからといって不必要に絵カードを取り入れると、こちらが大変になるので、本人が必要としているところ、つまりは混乱しやすいところ、思考の切り替えができないところに合わせて取り入れていくと有効なんだと思います。
もう一つの例で、たいがい入ってはいけないところに入りたがる娘ですが、そこに「危険」を意味するようなマークがあると理解して、納得できたという経験があります。
そのマークは三角の中にドッキリマークが書いてありました。
こういったことからも、絵カードは有効なんだなと思いました。
これから社会のルールを教えるときには、絵カードを取り入れてみようかなと思っています。
まだ4歳、健常児にも効果的なのではないかと思います。

「ママ おすすめ絵カード」

ママおすすめはこの絵カードが良いようです。様々な活動や内容が絵とひらがなで記載されていてわかりやすい。「ルール・約束事」を伝えるのに上手くいかず、外での活動で悩むんだり、謝ったりのママも多いかもしれません。言葉だけでなく、勉強という形で、きちんと伝えていくことも必要かもしれませんね。この他にも「コミュニケーション」「食事・トイレ」「集団の生活」「気持ち」「着替え」などの種類の本があり、内容は豊富です。




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