発達障害児パパ日記 11月24日 「数字こだわりの息子の本当の誕生日」

アイキャッチ画像

本日は息子の誕生日です。

本当の誕生日。

今年については、もうすでに9月に誕生日会を済ませています(笑)

もちろん、プレゼントもです。

なんでそうなるのかというと、

息子は、数字へのこだわりが非常に強いのが理由になります。

自閉症特性でもあり、強迫性症状の症状でもあります。

この数字のこだわりという点では、どちらかというと、強迫性障害の方が強いように思います。

強迫性障害の症状について知りたい方はこちら↓

強迫性症状の症状の中に、「数字に対する強迫観念」があるんですね。

嫌いな数字があるんですね。

それに対しての「拒否力」と言ったら、物凄いものがあります。

だから、自分の誕生日の11月24日では納得しないんです。2月がピークで怖い(鬼滅の刃が嫌い=鬼=2月の「節分」)ことがあり、それに近いということで11月はダメなそうです(悩)

結果、ここ数年は、本当の誕生日にお祝いが出来ないままです。

それでも、僕ら夫婦は心の中で、お祝いの気持ちで過ごすわけです。

もちろん、今年もなんらかのプレゼントを用意するつもりですが…(笑)

息子は16歳になりました。

自分が16歳の頃とは、全然違う高校生です。

僕は、そのころは、無茶苦茶、遊んでいました(ごめんなさい)

それに比べて、まるで自分に自信がなくて(自己肯定感が低くて)、弱くて…でも、純粋で、それでいて変にこだわりが強い息子。

僕とは、まるで正反対の人間性です。

それでも、僕が頑張っていたより、ずっと息子は毎日を一生懸命生きていて、僕はそんな息子を尊敬しています。
というか、「生きる」ということを考えれば、僕は息子ほど頑張ってこなかった。

時には、息子に苛立つこともあります。
あまりに弱くて、あまりにしつこい(笑)
そして、「わがまま」と感じることも、しばしばです。

それでも、そこの奥底には、純粋さ故の理由が見え隠れしていて、
僕が一時期に凄く失っていた「純粋さ」に心が奪われるのです。

好きなものに、一途でまっすぐ。

そんな彼は、知的レベルで言えば、8歳程度かなと思うのですが、身体の大きさと相反する心のピュアさがあり、それを感じると、僕は、ふと自分の人生を顧みるような心境になるのです。

だから、16歳になった息子でも、
僕は彼のような生き方もあるのだと学び、
彼の様な心の清らかさに心が打たれてしまうのです。

そして、その弱さに向かい合って、僕が生きている限りに、
彼を支え、彼の妹を支え、息子が人生の中で、出来るだけ多く、幸せを感じれるようにと願います。

息子へ。

いつも、ありがとう。

君が、ずっと幸せでありますように。

広告

「PR」

 

PR





コメント

タイトルとURLをコピーしました