
※このブログには、その時の様子を動画にしています
農業体験をしてきました
こんにちは!
今日は、最近の家族での素敵な出来事を日記に書いてみたいと思います。
先日、息子と娘を連れて、農業体験に参加してきました。
この体験は、私が主催している「日曜日の親子会」の一環で行ったものです。
この親子会は、発達障害のあるお子さんたちが「ただただ笑って楽しむ」ことをコンセプトにしています。
たとえば…
- 公園で遊ぶときに大きな声を出してしまう。
- 順番を守るのが難しくて先回りをしてしまう
- 他害行為が出るのが心配
- 一方的に話しかけてしまい、相手が嫌がることがある
そんな子供たちやその親御さんたちが、気兼ねなく楽しめる場所を作りたいという思いで始めた会なんです。
特に、発達障害のお子さんを持つ親御さんは、放課後等デイサービスがお休みの日曜日に、「どうやって家族で楽しく過ごせばいいんだろう」と悩むことが多いですよね。そこで、特定の場所で、親子で思いっきり笑って、絆を深められるような環境を提供したいと考えて始めました。発達障害の家族が親子で楽しむことに焦点を当てた会なんですね。
この会を始めてやっと1年が経ちました。
参加人数は、たくさん来てくれるときもあれば、少ない時もあって、開催頻度を調整しながら運営しています。
それでも、参加してくれる皆さんの笑顔を見ると、本当にやってよかったなと思います。
さて、今回の農業体験ですが、娘も息子もとっても楽しんでくれました!
娘は、普段少し多動性が出るかなと心配していたんですが、そんな心配は無用でした。ジャガイモを一生懸命掘りながら、「こんな大きなのが取れたよ!」「パパ、見て見て、これ私が取ったんだよ!」と目を輝かせて報告してくれました。他の参加した女の子も、ジャガイモの茎をぐいっと引っ張って、「見て、こんなにたくさん取れた!」と嬉しそうに話していました。すると、農業体験をサポートしてくれた知人の方が「茎を引くプロフェッショナルだね!」と褒めてくれて、みんなで笑いあえて、ニコニコでした。
まさに、この会のコンセプト通りの会になったわけです。
一方、息子は虫が苦手で、最初は「虫がいる!」とギャーっと騒いで、ちょっと渋い顔をしていました(笑)。
それでも、サポートしてくれた方に「こうやって掘ってみて」と声をかけてもらうと、頑張って挑戦してくれるんです。ただ、最初はちょっとボーッと突っ立っているような感じもありました。

最初の段階で、息子が「蛇は出ないの?」と質問したんです。
すると、サポートの方が「もしかしたら出るかもしれないよ」と冗談で答えたんですが、自閉症の特性でそれを真に受けてしまって、息子はさらに動きが止まってしまいました。少し落ち着かない、不機嫌そうな顔をしてしまって…。でも、そこからが素敵な展開でした!
その方はとても気さくで頭のいい方で、息子が「英語が好きなんだ」と言ったのを聞いて、すぐに英語で挨拶してくれたんです。息子の名前を英語風に呼んだり、英語で話しかけてくれたりしたので、息子は大喜び!
急にぴょんぴょん跳ね始めて、「僕と一緒だね!」と大はしゃぎでした。
それからは、私が「ほら、抜いてごらん」と言うと、嬉しそうにジャガイモを掘ってくれました。それに、収穫されたジャガイモを車まで運んでくれたりしました。農業体験中、そのサポートの方は、終始、英語もどきで話しかけてくれたので、息子は上機嫌(笑)
最終的には、みんなで笑い合いながら、すごく楽しい時間になりました。
その後、たくさんジャガイモをもらって帰宅。帰り道には、近くに新しくオープンしたクレーンゲームのお店に寄ったんです。オープンしたてだったので、クレーンゲームが取りやすい設定だったみたいで、息子と娘が大好きなぬいぐるみをゲット!特に息子は、この日が「一番楽しい日だった!」と言わんばかりの笑顔でした。
そんな風に、親子で笑って、絆を深められた一日。
心から幸せな気持ちになった農業体験でした。
またこんな素敵な時間をみんなで作っていけたらいいなと思っています!
農業体験の動画
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