Xで教えて貰ったパニック対策

Xから集めたママの知恵




今回は、パニックに悩むママさんがいたので、Xで教えて貰いました。沢山のご意見が頂けたことに感謝いたします。その内容については、自分が加工作成してポストしてくれた方の名前を伏せた上で、悩んでいたそのママさんにプレゼントしたいと思っています。以下からXを見ることが可能です。また、今回、Xにて質問に答えてくれた保護者様…心から本当にありがとうございました。

各保護者からのパニック対策のアドバイス(コメント)

Aさん

①様子観察(パニックになる前に何があったか。)

②危険物の除去

③1人になれる環境を作る。

④しばらく放置(遠くから見守り)

うちの場合はあまりにもばたつかせるので低反発マット買って床に敷きました。また言ってるかどうかは分かりませんが 案外パニックになってる時って『落ち着かせてるから話しかけないで!』って思ってるかも知れません。 お茶でも飲みながら自分も一息つく。 これが大事。

あひるのおより…

 低反発マットって良いですね。あとは、話しかけると案外に泥沼にはまるので、そっと安全を確保した上で見守るってのも大切なことのように思います。

Bさん

 好きな玩具や本をその空間に置き、目に入るまで待ちました。パニックで一息入れる時に目に入るとすっと落ち着きました。又、パニック前後の様子を良く観察すること。何がきっかけで何で落ち着くのかをこまめにメモ取ってました。定かにわからなくても、候補を上げておくと傾向がわかるかもしれません。パニック→好きなものをくれると誤学習する事が怖かったですから。あれ?あったかな?位の感じです。観察してみようという気持になるまでは時間かかりましたが、そこから対策とコミュニケーションを数打てば当たる位にあれこれ試して今に至ります。小さいお子さんのママパパのお気持ちとてもわかります。

あひるのおより

「好きな玩具や本をその空間に置き目に入るまで待ちました」は、発想になかったです。案外に親って、物で釣ろうと、「ほら、見て。これで遊ぶ~」なんてしちゃいますよね。でも、それが余計に癇癪を誘ったりしてるかもshりえません。「誤学習することが怖かった」も印象的でした。

Cさん

(前半部…パニックを起こさないための方法)

 色々やりましたよ。頑張ったねシール、1週間頑張ったねご褒美おもちゃ、表情カードを使って感情を伝えてもらったり、割と激しめのスポーツ系の療育に通ったり、自然の中で伸び伸びと生活出来る保育園を探し通わせたりしました。小学生、中学生と不登校だったので、適応指導教室に通っていて、そこでは毎日1時間ほどバドミントンをしていて、それも楽しかったようです。子どもの好きなこと興味のあることをしてもらうのが一番良いのではないでしょうか? ウチもいっぱい壁やタンスに穴が開きました。

(パニックを起こしてからの対応策)

 小さい頃はパニックを起こしたら、暴れていても、殴られ蹴られても、とにかく褒めまくり落ち着くまで1時間くらい抱きしめていました。体が大きくなるにつれて私が耐えられなくなり、子どもと一緒になって戦ったりもしました。それは子どもの心を傷つけたなと反省しています。

 まずは、予防的な話からです。うちも結構に同じようなことをしていたので、自然と笑顔なりながら読めました。前半部の中で、「スポーツ系療育」「バトミントン」とありますが、僕も「体を使うこと」は療育でとっても良いと思っていて、癇癪を減らす一つの手だと思います。

 また、パニック時の対応策ですが、「とにかく、抱きしめた」というのは素敵ですよね。でも、パニックの経験のある保護者さんだったら分かると思いますが、「それは本当に苦しくて、ママさんが泣きながら抱きしめているようなイメージ」が僕の中には浮かびました。苦しいイメージですが、美しい感情が見えて、凄いなと思いました。

Dさん

 癇癪が起こった場合の対処方ですね。身体がまだ小さくて親のほうで力でなんとかなる場合、癇癪が起こったら 声かけや目線を合わさず表情でなにかを伝えずただ力で動きを抑えます。抵抗する力が弱くなったら力を緩めて完全に癇癪が治まるまで続けます。癇癪が治まっても声かけや目もあわせません。普段通りにして下さい。癇癪しても何も起こらない、何も変わらない事を感覚で伝えます。癇癪を起こしても自傷など大丈夫であれば放置でもいいと思います。この場合も治まっても無反応でいて下さい… 大変冷たい対処法だと思うので抵抗があると思いますが…。

あひるのおより

 上のCさんとは異なる親の愛情を感じるポストでした。「癇癪が治まっても声かけや目もあわせません。普段通りにして下さい」って凄い辛いと思うんです。ですが、僕ら保護者は、「障害特性」と「わがまま」の狭間で悩むことが沢山あると思います。どこまで許して、どこまで許さないか。その時、冷静に淡々とした対応をとるのは、とても辛いことです。長い目線にたった親の愛情を感じる対応策だと思いました。

Eさん

 うちも、周りに危険な物がない所に誘導して後は「治まるまでひたすら待つ」でした。声かけも意味ありませんでしたから。 ただ自分の心持ちとして、治まるまでの時間を見ていました。子どもの大絶叫は永遠に終わらないくらいの気になってしまいますが、実際の時間は20分くらいだったり、思ってたより短いと感じました。 それからはパニックが起こると「よし20分耐えるか」くらいの心持ちにはなれました。

あひるのおより

「子どもの大絶叫は永遠に終わらないくらいの気になってしまいますが、実際の時間は20分くらい」の考え方はとても大切ですよね。これは、アンガーマネジメントにも通ずることだと思います。怒りの感情が何分続くか?というものです。混乱状況=怒りかは分からないのですが、親がじっと耐えることも大切だと思います。とても、参考になりました。

 

Fさん

 人によるというのは重々承知なのですが、ふっと意識を別のところに向けるのは有効かなと思うんです。 先輩ママに教えてもらったのは夏の首に巻くタオルとか氷を首にヒョイって付けると癇癪が落ち着くらしいです。 頭に血が上ってるのを物理的に熱を下げると良いそうですよ。

あひるのおより

 これを読んだ時は、ちょっと衝撃を受けました。びっくりするけれど、なるほど!ってなる話でした。感覚に訴えて、感覚に気を逸らせることで、怒りや不安を忘れさせるのって凄いと思いませんか!他にも手がないかな?と思いましたが、例えば、「半径2cmくらいの木を握らせる」とか「好きなぬいぐるみを抱かせる」みたいなのも良いかもしれないとか考えてました。

「Xで教えて貰ったパニック対策」のstand.fm


まとめ

InstagramやXなど色々な場面で、障害児パパママさんとのつながりを感じます。実際に、こういったことで、Xにポストした時に、温かく、コメントを下さる方がいます。その温かさに僕は感謝しています。うちの息子は、まだ15歳。娘は4歳です。そんな中で、まだ心配もあるという保護者様の中でも、先輩たちが、僕らを優しい視線で見つめてくれ、共感してくれて、その上で、こういったコメント下さる。それって、凄く有難いことだと思うのです。

そして、今回は、「パニック対策」ということでした。そのノウハウをまとめれば、

  • 怪我をさせない(低反発マット)
  • 冷静に対処↓
  • わがままと本当の意味でのパニックのジレンマ
  • 誤学習をさせないという親の愛情
  • 抱きしめるという親の愛情
  • 感覚に訴えて、切り替えを促す
  • さり気なく好きなものを視線の先に置き、切り替えを促す

でしょうか。それぞれのママさんたちの愛情を感じれるコメントばかりでした。

それでは、コメントを下さった方々…本当にありがとうございました。

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