最近のこと。新学期 新しい出会いで大切なこと(自閉症。不安なことを共有する大切さについて)

初心者的発達障害 学習帳




最近のことを少し話したいと思います。

なんか…色々ありすぎて書くことが難しいです。そんな日々をもうかれこれ5年間も過ごしています(笑)

色々の中身は…

  • お友達の女の子の卒業があり、みんなでお祝い
  • 息子の新しい先生との出会いとお友達のこと
  • 息子の服薬調整
  • 娘が年少になり新しい担任の先生との出会い
  • 娘の診断と病院での話/定期健診
  • 自分の仕事の葛藤
  • 自分の父母のこと(介護が必要になってきていること)
  • 自分の仕事の悩み

 毎日が苦悩と葛藤の日々(笑)この短期間(10日程度)で問題や考えさせられることが山積していく。だから、「あ、ブログに書けばよかった」なんてことも結構にあるんです。良いことも悪いことも、問題も解決策もと、ネタならいくらでもあるというか(笑)(笑)でも、それにも増して書く時間もない。それでも、今後は頻度を上げていきます。だから、覗いてやってくださいね…

 さて、そんな中でも喜びもあり、悲しいこともありって日々です。4月に入り、学校がまず新学期が始まりました。息子にとっては、例年に比べて非常に良いスタートをきることが出来ました。先生が変わる、生活スタイルが変わることで、その変化点に追い付いていけない息子は、1学期は悩むことばかりでした。本当に、小学1年生から中学2年生まで、毎年1学期は必ずうまくいかなかったのです。

 息子が悩むと妻も悩むので、そうなると精神的にまいってしまうので、僕の気持ちも落ち着かなくなる。息子が「荒れる」(荒れると表現しますが、爆発的に物を壊すとかパニックになるとかではなく、精神的にまいってしまうということです)と、妻は過去の「強迫性障害」のことを思い出し、また、「そこになるのではないか」と不安になり、妻の毎日が「不安定」に満たされて、精神的のみならず身体的にも参ってしまうわけです。そうなると、僕の負担も増すし、子供の教育にも手が回らなくなります。妻は、動けないので、僕の仕事も休みがちになったり、問題が併発していきます。

 完全に悪循環になる(笑)

 でも、今年は、例年にないくらい順調なスタートが切れました。悪循環が来ない春。ところが、「暴言の酷いお友達」と同じクラスになったことで、その生徒さんと先生との駆け引きをみているだけでも、息子は落ち着かず、個別室に3人のお友達と教室から離れて待機していると話がありました。自閉症の子って、他人が叱られているのであっても自分のことのように感じちゃうのです。そうなると、家では、舌に違和感を感じるのか「ママ、口の中に何か入った?」と聞きだす息子がいて、心配になります。それって、精神的な不安があると、きいてくるんですね。そういった不安の前に、生活面で何か不安が積もっている時なんです。

 そして、それを聞かれるのも、数秒後に何度も聞いてくるので、ママも疲弊。今のママはしっかりしていて、そういう事も、怖がらずに聞いてあげられているんですが、それが酷くなると、「舌をかきむしって血が出ていた頃の息子」を思い出して、妻は不安に駆られていきます。

 ただ、現状は、思っていたより息子の恐怖心も小さい気がします。服薬の調整をしてきたので、まだ落ち着いているのかな…今は少し様子を見ていこうと思います。

 さて、今日の日記。今日は、午前中は自分が寝てしまったので、午後から妻を休ませようと、息子と娘を連れて、トイザらスにお出かけに行きました。妻は、爆睡。娘には、「お薬を毎日飲む」ことのご褒美で恐竜のおもちゃを、息子には、「ココメロン」という可愛い幼児向けサイトのおもちゃを探しに行きました。息子は、普段は「店内に入れない」のですが、自分の目的がはっきりしているからか、恐怖心もありながらも、店内に入ることが出来ました。ココメロンのおもちゃを見つけて、息子は喜びました。久々に息子と一緒に、ネット以外でおもちゃを購入することが出来たのですが、そういった意味で本人も喜び、良かったです。

 それにしても、息子も不安症はありますし自閉症ですが、実は、「お喋り好き」なんだなと実感します。内容的には、とにかく「自分の不安なこと」か「好きなこと」の話のどちらかに終始します(笑)そして、娘もおしゃべりが大好き(笑)とにかく、二人から話されまくり、聖徳太子にでもならない限り、話が理解できない。会話を録音したので、二人と出かけるとこんな風になるというのをstandFMで、後であげておきますね(笑)

 また、「なぜ不安なのか。嫌いなのか」「なぜ好き」なのかの話ばかりです。白黒思考、0-100思考とか言いますが、息子は「嫌いなもの」「好きなもの」の訴えの話が続きます。本当にそういった話ばかりになるんです。でも、それを話すことで、『自分を理解して貰うこと』が生活の安心感につながっているのを感じているのだと思います。これって凄く重要なことです。最後に、それを親子で確認することについて書いておきますね。先日、学校の先生に手紙を書きました。内容は以下の通りです。

〇〇先生 
□□先生

平素は大変お世話になっております。
〇〇先生に3年間受け持ってもらえることになり、本当に安心して生活が出来ています。また、□□先生のことも、息子は、「優しそうな先生」と言っていて、私の方でも安心しております。本当に、毎日、ありがとうございます。
今朝、息子と一緒に入浴をしている際に、ずっと浮かない顔をしていて、「どうしたの?」と聞いても中々返事もしない状態でした。しかしながら、「もしかして、麺の日だから不安なの?」と聞くと、今の不安について話はじめてくれました。「□□先生が、お昼のことを分かっているか不安なんだって」と話しがありました。「僕って細かいでしょ。だから、理解されないんだよ。□□先生は、優しいかもだけど、僕のことを分かってないと思うよ」と言い出しました。

「そうか、大丈夫だよ。ちゃんと〇〇先生がお話しているから心配ないよ。学校の先生はみんな〇ちゃんのことを分かってくれているよ」と話しても、納得がいかないのか、うつむいてしまう感じでした。たぶん、□□先生の口から「〇ちゃんのことは分かっているよ」という安心感を求めているのだと思います。「パパがちゃんとお手紙を書いてあげるし、心配ないからね」と伝えましたが、不安な様子は取れませんでした。
その後、話をしていると
「でもさ、鬼滅のこととか、数字の2とか、2月とか、苦手なことも知らないし、うどんのことが凄く凄く不安なのも分かってないでしょ。不安だよ」とも話してきました。

たぶん、「鬼滅のことを話題にしない」とかそういったことよりも、□□先生の口から、「〇ちゃんの嫌いなものはちゃんと聞いているよ。数字の2が苦手なんだよね。2月は嫌だよね。鬼滅も嫌いだし、うどんも苦手だよね。好きなのはペガサスとかココメロンだよね。明太子スパもおいしいよね。先生、ちゃんと〇ちゃんのこと聞いているし、分かっているよ」とか言って貰えるだけで、不安が取れ、安心するのではないかと思います。

こんなことを手紙に書くことも失礼な話ですし、こんな話をお願いしなくても先生の方が分かってくれている…と思っていますが、息子と約束をしてしまったこともあり、手紙を書きました。繊細な時期でもあり、ご迷惑をかけていることもあるかと思いますが、ご理解いただけると幸いです。宜しくお願い致します。

ここで、大切なのは赤字にした所です。大切なのは、「大丈夫、打ち合わせをしているから」とかではなく、当の先生が、好きなもの嫌いなものを確認していくコミュニケーションなのだと思います。「先生は分かってくれているのだろうか?」という小さなことまでが、子供たちの不安につながってしまうのです。『先生は分かっている』という言葉だけでは、本人の不安は取り除けないのです。不安症があるお子様には参考になると思います。

 急に自分が苦手とする話題が出てきたら…や何かしらの強制が入ったら…と子供が怯える前に、「そういうことはないよ」という安心感のもとに学校に通って欲しいと思います。手紙を出すべきという事ではないですが、対人恐怖がある自閉症においては、「合理的配慮」を考える際に、親と先生が確認して終わりというケースが多いと思います。ですが、そうではなく、新しい出会いの際には『児童と支援者で確認』をしていくことは、重要なポイントだと思います。

 これって、言葉があるとかないとか関係ないと僕は思っています。本人に向いあって「〇〇が苦手なんだよね。先生はそういうのは口にしないよ」「嫌なことは〇〇だったよね。心配しないで。ちゃんと聞いてるからさ」「〇〇が好きって聞いてるよ。沢山、好きなものを見れたら良いよね」と話しかけてあげるだけでも良いと思います。1学期は荒れるし、親も不安だけれど、少しでも不安の軽減が図れるのなら、それがきっと良いスタートに繋がると思うのです。

 子供たちは、きっと「自分を見てくれている」という安心感から、のびのびとした活動が出来るのではないかと思います。

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