幼児のADHDの薬 衝動性を抑えるコンサータ

お薬について

 今日、息子の薬をもらうために主治医の所に行ってきた妻。

 息子の薬に関しては、問題がなくいつもの処方で終わった。その受診の際に、娘も連れて行った。医師は娘のことも良心的に見てくれ、話もしてくださった。いつもは他の病院に通っている娘は、今のところの服薬は、メラトベル(睡眠導入剤)のみである。メラトベルに関しては、最近は体が慣れてきたのか、効き目が薄れてきている。ただし、風や咳が最近続き、保育園を休んだりしていて、日中の活動量が少なかったりするから、そういった点で体力が有り余っている印象もある。食事も関係しているだろうし、寝ている時間も不規則になりがちだ。そういうことがあると、眠れなくもなるだろうと思い、「まずはきちんと整った生活をしてから」を大切にして、薬を増やすことは考えないようにした。だから、いつも通っている病院に行った時には、その点は医師に相談していない。今後、どうするかと悩むところではある。

 娘の多動性については、「コンサータ」を勧められたのだが、今回、息子の主治医にその点について確認をしてきたとのことだった。

 今回は、息子のことだったので、それは受診ではなかったが、息子のこと、妻のことの受診後に娘の話になった。娘の様子を観察的に見てくれていた主治医。聞きたかったことは「コンサータ」と「娘の今後について」だった。

 娘は、息子の主治医に絶えず話しかけ、椅子の上に登ったり動き回っていたそうだ。そういった娘の様子や言動を見て、息子の主治医は助言を下さった。

 「娘さんを見ていると、確かに多動性はありますが、知的障害はないですね。年齢相応か、それ以上かといった風に見えます。ただ、落ち着きがないのはADHDだからでしょうね。こういった所を見ている限りで、僕でもコンサータを勧めるかもしれません」と言われたそうだ。娘のような発達グレーな幼児の保護者様のために情報を伝えるつもりで書くと、

  • 多動性については、知的がないなら「言葉」で学習できることもある。つまり、親が根気よく注意をしていく。娘のようなグレーな子供は昔だと親が殴ってでも注意をしたり、怒って強制的に動きを抑制していた。でも、今はそういった時代ではないから、それが原因で逆に「発達障害が目立つ」ことにもなっている。その方法が良いとは当然に言えないが、そういった部分も理解する必要がある。つまり、親の注意、躾を根気よく行い多動性を抑えていくという方法
  • 自分で学ぶ。実体験で色々な経験を積みながら、自分で学習し、TPOを分かるようになる。周りのマネをするとか友だち関係の中から学び多動性がおさまるということ。
  • 薬で治す。落ち着いた生活をしてもらう。コンサータは副作用なども少なく、薬を中断しても問題はない。

この3択から「親が選択」するのが重要なのだと医師は話してくださった。妻には僕は「まだ薬は使わない」という話をした。理由は以下の通りである。

  • 発達障害疑いである現状でコンサータを使う必要はない。副作用は少ないとのことだが、それを使ってしまうと「使ってない時の娘」が分からなくなる。親の助言や躾で学んだのでもなく、自分で考える力でもなく、「薬のおかげだ」となってしまうことで、どう成長しているかが見にくくなる。お兄ちゃんの時のように、はっきりと重い自閉症と分かっているのなら別だが、今のところはグレーなので使う必要はない。
  • 体が薬になれてしまう。効き目がなくなり、量が増えるタイミングが来る。コンサータで効き目がなくなると、普段から落ち着いたことに慣れた親は、効き目がなくなると「娘は大変だ」と思う機会が増えてしまう。そうなると、別の薬に期待をしてしまうことになる。別の薬とどんどん移行していくようになると薬を手放すのが大変だ。

 この点を話すと、コンサータは薬を抜いても影響がないとの話で、「時折、薬をやめて貰って状態を確認していく」ことをするそうだ。また、「薬に体が慣れて効き目が薄くなるか」ということに対しては、医師もその通りだと話していたようである。だから、飲ませる時と飲ませない時を作るみたいで、人によっては「夏休みだけは飲み、普段は飲まない」なんて選択をするそうである。

 いずれにせよ、僕は娘にはまだ薬を使う予定はない。薬に頼る前にまだまだ努力することがある。また、娘の多動性についても、今のところは問題ないと思っている。それは、この前の運動会で娘がしっかりと他の子と同じようにできていた事実があるから、そう思っている。普段、パパママといる時は自由奔放の娘であり多動性を沢山感じる。だが、お話し好きな点を除いては、保育園や児童発達支援の時にTPOが出来ている娘。まだ、親として努力をしていけば、薬に頼らずとも落ちくのではないか…と娘の今後を期待する。

 最後に、娘について。

  医師からは「今の様子を見ている限り、普通級に行ける可能性もありますし、将来、お母さんと同じように大学受験をしたり、普通に生活もできるかもしれません」と言われた。そして妻が「それは、私のように結婚して、幸せを感じれるということですか?」と聞いたところ、医師は笑顔で頷いてくれたそうだ。素直にうれしい。パパはもっと勉強しなくちゃだ。

 油断はしない。でも、パパは娘のために頑張るよ。

※今回はお兄ちゃんの主治医に娘を連れていくことで、娘の診断ではないのに主治医から話を聞くことが出来ました。自然とセカンドオピニオンみたくなりましたが、他の医師の話を聞くことができ、個人的にはすごく安心感がありました。セカンドオピニオンって良いなと思います

コンサータ(Concerta)について

 主に注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療に使用される薬物です。コンサータの主成分はメチルフェニデートで、これは中枢神経系に影響を与え、注意力や衝動の制御などに関連する神経伝達物質の働きを調整することにより、ADHDの症状を改善すると考えられています。

 具体的な効果としては以下のような点が挙げられます:

  1. 集中力向上: ADHDの患者において、コンサータは集中力や持続注意力を向上させる効果があります。
  2. 衝動の制御: 薬物は衝動性を軽減し、行動の抑制を助けることが期待されます。
  3. 活動レベルの調整: 不安定な活動レベルを安定化し、適切な範囲に維持する助けになることがあります。

 ただし、個々の患者によって反応が異なることや、副作用が発生する可能性があることを考慮する必要があります。また、この薬物は処方箋が必要であり、医師の指導のもとで使用されるべきです。

 メチルフェニデートを含む薬物(コンサータ)を使用すると、一部の患者は時間の経過とともに薬物に対して体が慣れる、または耐性ができると感じることがあります。これは薬物の耐性または耐性の発展と呼ばれます。耐性が発展すると、元々の効果を得るのに高い用量が必要になることがあります。

 重要なのは、コンサータを含むADHDの治療薬は症状の管理を支援するものであり、根本的な原因を治療するものではありません。個々の状態に合わせた総合的な治療計画が必要です。

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